一般質問5回目(令和4年6月定例会)

通年利活用できる蔵王の観光振興策を!

蔵王温泉スキー場と蔵王温泉の発展のため、市民スキーDAYの制定や、スノースポーツ振興のイベントとしてさまざまなスノースポーツを集約したスノーフェスタを開催してはどうか。

(回答)蔵王温泉地区や競技団体の意見も聞きながら、令和4年度に策定予定の新たなスポーツ推進計画の中で検討していく。

 

県からの依頼と出資で整備した市総合スポーツセンタースケート場は、県内唯一の国際公認の400mスケートリンクであるが、老朽化が懸念されている。県と密接に連携し、整備の方向性を示してはどうか。

(回答)県は、4年度に屋内スケート場の在り方を検討するとしており、引き続き、市の考えをしっかりと伝え、協議を進めていく。


地元利用者を増やすため、実証事業を行うなど、多くの市民が蔵王温泉やスキー場を利用したくなる仕組み構築に支援し振興を図ってはどうか。
(回答)地元利用者の増加は、誘客にとって重要な要素であるため、山形市民限定の実証事業を始め、これまで実施していない新たな取組も含めて検討していく。

(実現)実証事業として令和5年1月10日~15日に山形市民らを対象にリフト券半額などの割引キャンペーンやスキー板やウェアなどのレンタル、スキー教室の料金が50%程度の割引のクーポンも発行します。


竜山ゲレンデ付近へのトイレ設置を望む声が寄せられているため、スキー場の運営などと複合化した施設の整備を進め、誰もがトイレを使用できるようにしてはどうか。
(回答)竜山ゲレンデ付近のトイレで不便が生じていることは認識しており、トイレだけでなくスキー場の運営に必要な機能も備えた複合的な施設を整備することは、蔵王温泉スキー場の再生にもつながるため、地元関係者と協議しながら、官民一体となって取り組みを進めていく。


常設の排雪場は西部の須川沿い2カ所のみであるが、北東部にも冬季間当初から排雪場を開設し、地域間の排雪の不均衡を是正すべきではないか。

(回答)北東部にも常設の排雪場を設置することは、排雪作業の効率化に伴う費用負担の軽減や、不均衡の是正などにつながるため、馬見ヶ崎川市球技場前左岸排雪場の常設に向けて、河川管理者と協議・検討していく。


町内会・自治会での一斉除排雪作業への報償金がより利用しやすいものとなるように、制度を見直してはどうか。
(回答)3年度の大雪で、現在の一斉除排雪作業報償制度のさまざまな課題が明らかになったことから、改善に向けて、報償金の増額や支払い方法、報告書の添付書類の簡素化などを検討していく。

(実現)見直し内容
①報奨金の増額 
1回当たり10万円から16万5千円に増額
(基本額     4万円から6万円へ増額)
(重機使用加算額 6万円から10万5千円に増額)

②支給方法の変更

町内会等の世帯数に応じて定める回数に対して
(変更前)1回ごと支給する。
(変更後)一括支給も可能とする。

【世帯数に応じた回数】
300世帯未満         
1回(一括支給可能額16万5千円)
300世帯以上500世帯未満 
2回(一括支給可能額33万円)
500世帯以上        
3回(一括支給可能額49万5千円)

 

コンビニエンスストアにおける証明書自動交付手数料を減額してはどうか。

(回答)山形市では、平成28年10月からコンビニ交付を開始しており、マイナンバーカードの普及に伴い、交付数も年々増加しております。最寄りのコンビニエンストアを活用できることから、人との接触軽減をはじめ、時間や交通面の利便性向上など市役所に行かなくとも受けられるサービスとして有効に機能しているものと考えております。コンビニ交付のさらなる利用促進に向けては、手数料の減額よりもマイナンバーカードの活用に関する市民理解を深めることが重要なことと捉えておりますので、取得率の向上に向けたPRとともに、さらなる広報に努めてまいります。


実現)

コンビニ交付手数料が市役所等窓口より100円安くなります
令和5年1月16日から令和7年12月末まで、コンビニ交付手数料が市役所等窓口より100円安くなります。

窓口よりもお得に取得できますので、ぜひご利用ください。

https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/kurashi/todokede/1006446/1006451/1004107.html

2022年11月27日