一般質問8回目(令和6年9月定例会)
女性が輝くまち山形を目指して
不妊治療を受ける際の経済的負担が大きいことから、より多くの市民が希望する治療を受けられるように、他自治体と同様に先進医療費部分を全額補助するなど、助成制度を見直してはどうか。
(回答)本市の助成額は先進医療費の7割で、1回当たりの上限額は15万円としているが、他自治体の状況を踏まえて、今後、見直しを検討していく。
本市も東京都のように卵子凍結への助成を行うことで、将来的な妊娠・出産の選択肢を持てるように支援し、若年女性の地元定着と地方自治体の存続につなげてはどうか。
(回答)プレコンセプションケアセミナーの開催や、ライフプランの実現に向けた情報の周知を行うとともに、卵子凍結事業をすでに実施している自治体の状況を参考に、対応を引き続き調査研究していく。
医療的ケア児全員を対象として、個別避難計画に基づく避難行動の検証を行ってはどうか。
(回答)個別避難計画を作成済みの児童を対象として、福祉避難所への直接避難の訓練を実施する予定であり、より実践的な個別避難計画の作成に引き続き取り組んでいく。また、個別の訓練などの検証を行うように保護者や地域の支援者へ働きかけを行っていく。
災害での停電の際に医療的ケア児が人工呼吸器などを接続するための非常用電源の購入に補助を行ってはどうか。
(回答)他市の状況なども踏まえて検討していく。
待機や出動のタイミングを最適化できる自動積雪深計測システムを導入し、スムーズな除排雪体制を構築してはどうか。
(回答)令和6年度の冬から導入し、順次拡大することを検討している。今後も、除排雪事業のDX化に向けた情報収集を行いながら、安全・安心な道路交通の確保と、持続可能な除排雪体制を構築していく。
猛暑の影響で、ふるさと納税の返礼品として人気のあるさくらんぼを発送することが困難な状況となっているが、代替品の提供や、次年度に発送を希望する人への対応などの対応策はどうか。
(回答)他のフルーツや山形牛など、人気のある複数の返礼品の中から代替品を選択していただいている。また、次年度に発送を希望した人には最優先に配送するように調整するとともに、今後受注する数量を生産者と調整していく。
大雨時の浸水被害の軽減と迅速な対応の実施のために、排水ポンプ車を追加で配備してはどうか。
(回答)須川の影響を受けやすい鮨洗や志戸田地区の浸水シミュレーションの結果や、これまでの浸水被害状況を踏まえながら、水害リスクの軽減を図れるように検討していく。